【娘の船出】
〈 娘の船出 〉歌詞
作詞 / 藤清太郎
- 祝い酒だね 今宵の酒は
三三九度の 前祝い
女で一つで 育てた娘
ひと目だけでも 父さんに
見せてやりたや 白無垢姿
明日は晴れての お立酒
ああ‥娘の船出 - 幼い娘に 唄ってくれた
酔っては得意の こぶし歌
今日はその子の お嫁入り
父さんあの世で 酒飲みながら
おはこおはこの 長持唄を
自慢の声で 祝ってくれる
ああ‥娘の船出 - 十九の年で 嫁いだときに
作り笑顔が 泣いていた
今は昔の父さんの
淋しい気持ちが 今さらわかる
目出度嬉しや さんさの時雨か
可愛いこの娘の 花嫁姿
ああ‥娘の船出