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縄文四季物語 | 会員作品 | 宮城県歌謡作家協会

【縄文四季物語】

縄文四季物語(じょうもんしきものがたり)
〈 縄文四季物語 〉歌詞
  1. 古代の丘を 春のそよ風が
    過ぎて行きます
    大地から芽を出したふきとう
    みずみずしい緑が
    大昔のそのままの 匂いです

  2. 古代の丘から 海のきらめきが
    遠く見えます
    海が膨れて魚の群の
    ざわめきの音が
    浜辺の夏の豊かな 夜明けです

  3. 古代の丘の すすきがゆれて
    月が昇ります
    飾った娘たちの恋の踊りの
    胸のときめきが
    はるかな時を越えて 聞こえます


  4. 古代の丘に 雪が舞い飛び
    かぜがうなります
    獲物を射止めた自慢の話が
    たき火に燃えて
    いろりの熱い 冬物語です


  5. 大木だいぎの丘の歴史の重さに
    息が詰まります
    数え切れない季節ときをかさね
    大地の果てに
    見えないむかしが よみがえるのです